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NO WAR
うにぶ (2003-04-18 18:24:00)
音楽の話以外をするのは控えようと思っていたのですが…。どうも話題がキナ臭くなってきたので。
憲法を改変して再度軍隊を持たねばならないみたいな話の流れになってきたようですが、現実的に考えて、日本が軍隊を持ったら、アジアの隣国には完全にそっぽを向かれるでしょうね。(自衛隊は既に世界有数の軍事費を投入された軍隊ですが、それは別として)
北朝鮮は言うまでもなく、中国、韓国は確実に、もちろん台湾、シンガポールその他アジア各国の猛反発を受け、日本は孤立してしまいます。かつて日本が軍事力で侵略戦争を行った時のことを、どの国も忘れていませんから。ロシアだって警戒を強めるでしょう。自国を守るためとか国際貢献とかいうお題目をアメリカあたりは支持してくれるかもしれませんが、アジアで弾き出されれば日本は立ち行きません。
極東3馬鹿トリオなんて言って、隣国を蔑むのは勝手ですが、その隣国との友好関係なしで日本が保たれると思ったら大間違いです。(やっと友好が深まってきたところに、舌禍事件やらなにやらを起こす政治家の皆様って、どういう外交感覚なんだか…)
では憲法を改正して自衛隊を含めた軍事力をなくしたらどうなるでしょう?
その途端に他国が攻め入って、どの国も助けてくれなくて日本は占領される?
それこそ私には妄想としか思えません。日本が他国に侵略を受けたとして、それを放っておけば世界経済が崩壊します。アメリカは正義のためになんか戦争はしないので、どこかの小国が隣国に侵略を受けたとしても、メリットがなければ救援などしないでしょう。しかし日本ぐらいの経済大国、自国の企業の利益に深く関わるような国となれば話は別です。国連にとっても、日本と親密なアジア諸国やロシアなんかにとってもそうです。
それに軍事力を持たない国を侵略する大義名分などありませんから、ルール違反をした国には国際社会からの制裁が必然的に発動します。そうでなければ秩序が保たれませんから。(ルール違反ができるとすればアメリカだけ)
仮に侵略をしてきた国が北朝鮮(それ以外に仮想敵国になる国なんてもういませんよね?)だったとすれば、もっと話は簡単。アメリカを中心とした西側諸国は彼の国を攻撃したくてうずうずしてますから、便乗しないでいることはまずあり得ません。
大体にして、軍隊を持っていれば攻撃を防げるのかと言えば、それも無理なんです。中長距離ミサイルを完全に防ぐことなんてアメリカにだって出来ないし、弾頭が核や細菌兵器なら、一発落ちれば終わりなんですから。軍隊があってもなくても同じです。(ただし使えばその国は世界的に孤立し、すぐに破滅しますが)
その後の反撃は自国の軍隊である必要はないのです。雨が降れば誤作動する戦闘機や、一般道でまともに使えない戦車を所有している必要はありません。
自ら血を流さなければ責任を果たしたことにならないと思う人もいるでしょうが、21世紀は軍縮と環境保全の時代です。軍事力がものを言う時代をいかに抜け出すかが課題です。血を流すことと別な形での貢献はいくらでもあるのです。軍事力の放棄こそが勇気を持たねば出来ないことであり、半世紀以上も戦争をせずにいられた日本こそが、率先してそれを行える最も恵まれた環境にあるのではないでしょうか。
もちろん以上のような私の考えこそが机上の空論であり、軍事力を持たなければ日本は駄目なんだと考える方もいらっしゃるでしょう。そうした方々の考えを否定はしません。
しかし私は平和憲法を持った日本という国を誇りに思っているし、軍国化には反対し続けます。仮に軍備放棄を選んだことによって、日本が攻撃を受け、死ぬことになっても、それに殉じます。そうすることが将来の平和の礎になると思いますから。(な~んて言って土壇場で意見変えちゃうかもしれないけど、まあそれが人間なので)
今は冷笑されても、力よりも薄っぺらなプライドよりも、徳を求める、そんな国であることを、自国には求めていきたいですね。

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