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Spleen (2009-05-26 21:58:00)
先週『The Boat That Rocked』というイギリス映画を観てきました。
1966年に実在した、24時間ロック・ポップスをかけまくる船の上の海賊ラジオ放送局の話です。そこに集う一癖も二癖もあるDJやクルー達の非日常的日常が描かれてます。
時代設定の都合で選曲は古めだし、まだHM/HRも確立してませんが、くだらないことに全力尽くして楽しむ人々の姿には本物のロックスターと同じくらいロック魂があります。中でもカリスマDJを演じるリス・エヴァンスの風貌・キャラクターは一番ロックスターです。The Rolling Stonesの「Jumpin' Jack Flash」をバックにした登場シーンは文句なしにカッコいい。
個人的着目点は放送局のリーダーを演じたビル・ナイ。そう、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでタコ船長ことデイヴィ・ジョーンズを演じた俳優。素顔はスマートな英国紳士である彼は、本作ではジャック・スパロウ以上にロックな「船長」でした。
日本公開は夏頃でしょうか……。
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