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みなさんの格言・座右の銘。
アゴ 勇 (2004-05-19 11:57:00)
「他人を犠牲にしてでも自分は生きろ」
10年以上前でしょうか、プロレスラー、ミスター・ポーゴが週刊ゴングもしくは週刊プロレスどちらかのインタビューで放った言葉です。
ポーゴは大仁田 厚率いるFMWと名乗るインディペンデント団体で、団体のエースである大仁田の仇役でした。
あの上田馬之助をも凌駕した、日本マット史上最高の悪党レスラーでした。
ファイト内容もまともな試合はほとんどせず、大仁田の古傷である膝に鎖鎌でメッタ刺しにしたり、
平気で団体をダブルクロスすることなど当たり前、
一番戦慄だったのが、悪業三昧を改心したと大仁田に謝罪し、寛大な大仁田はそれを認めた。
しかし、その数分後マット上で戦う大仁田の顔面に大量のガソリンを使い、大仁田の顔面目がけて(顔面ですよ)火炎噴射で大仁田の顔面を焼きました。
この事件は当時の東スポの一面で大々的に報道されました。
そんなポーゴの悪の振る舞いは社会的信用を失わせるのに十分で、銀行が融資の取引を拒否するなど、私生活面でも著しいダメージを受けている。
プロレスなんてある意味虚構の世界なのに・・・。
しかし、それでもポーゴはマット上で明らかに力の劣る女子レスラーに危害を加えたりと憎まれ役を止めないその頃のポーゴが、
プロレスマスコミを前に言ったのが上記した言葉です。(前フリ長くてゴメンなさい)
多分、マスコミの前である以上、無理をして悪党のふりをして言った言葉かもしれない。
「他人を犠牲にしてでも自分は生きろ」
その言葉自体に感銘を受けたのではなく、そういう言葉を吐いてしまうポーゴの心意気に当時の俺は惹かれました。

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