この曲を聴け! 

Situation Dangerous / BOZZIO LEVIN STEVENS
なおき ★★ (2003-04-16 00:50:00)
おいらがドラムを初めて最初に買った雑誌の表紙がテリー・ボジオだったのね。
テリー・ボジオのお顔がまた美しい! ハイソな職人という感じでした。ちなみに、彼は今でもとてもとても美しい。そして、譜面は超難解。変拍子は当たりまえ。奇数の連譜が一小節の中でさらに三連でくくられているとかね。未だにあれを超えるものを見たことがない。超えるとしたらボジオ本人でしょう。
んでこのアルバムは、そうした難解なドラミングのオンパレード。どこかのサイトに書いてあったけど、「テリーボジオは人間じゃない、ドラムをたたくためのサイボーグ」とあったがまさにそんな感じ。
最大の特質は、職人の固まりでありながら、曲はとても聞きやすいということ。例えば7曲目のTziganneはフラメンコっぽくて、だれでもすぐに入り込める曲。もちろん、バックは最高難度の上をいくよ。もはや、これは単なるバッキングではない。メロディラインだ。そのほかの曲も、スティーブ・スティーブンスがとても親近感のあるサウンドを奏でてくれるおかげで、やっぱり聞きやすい。個人的にはここにマイケル・シェンカーが絡んで欲しいんだが。
比べちゃいけないのかも知れないが、この演奏テクニックに比べると他のうまいと言われている人がアマチュアに見える。
音質がとてもよくて、オーディオマニア的にもうれしい。
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