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Turbo / JUDAS PRIEST
夢想家・I ★★★ (2004-04-25 01:36:00)
アルバムの感想に移る前にまずは↑で幾人の方々の間でひそかに物議をかもしているアートワークのことに関して私の見解を・・・
表の方で手が握っているものは、おそらく車のギアシフトだと思います。つまりギアを入れる→加速する=TURBOということです。
そして裏の方は、多分セクシャルなイメージを表しています。この背中のシルエットとツメを立てた手はそれぞれ違う人物で、手の方の人物(女性)は背中向きの人物(男性)によってエクスタシーを感じているということで相手の背中にツメを立てている、というわけです。
時はLAメタル全盛期、こういうイメージを打ち出すことが時流に乗るということだったのでしょう。
音の方はシンセの導入という点が賛否両論を呼んでいますがおおむね成功していると思います。
まあアルバム一枚だけでしたから、「たまにはこういうのもアリだろう」で済んだとも言えます、次のアルバムもこの路線だったら確実に「もうコイツらはダメだ」となったはずですから(笑)
でも実は、ここでのシンセ・アレンジの試行錯誤の結果のフィードバックが次作、次々作にさりげなく取り入れられているあたりに転んでもただでは起きない彼らのしたたかさがうかがえます。

→同意