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Difficult to Cure / RAINBOW
鉄鉢 ★★ (2005-07-01 15:57:00)
初期の大作志向・徹底した様式美が好きなRAINBOWファン(実際このファン層が一番多いんじゃないかな ? )には、今作のようなコンパクトでコマーシャルな曲調(ぶっちゃけ売れ線狙い)にはあまりイイ印象を感じないのかも。
でも逆に、だからこそコレは誰にでも安心してオススメ出来る一枚とも言えるでしょう。
ずば抜けて個性的、というか方向性がやや限定的なロニーやグラハム(勿論、ヴォーカリストとしての力量が二人とも極めて高いコトは言うまでもありませんが)の頃と比べて・・・
オールマイティに歌いこなすジョーの加入は、RAINBOWの楽曲にバラエティの幅をもたらしました。
アメリカナイズな作風ながら、結構イイ感じで纏まってると思います。
ホントに曲が魅力的。「I Surrender」「Spotlight Kid」なんか今聴いても素直に素晴らしいと思います。
ジャケットのアートワークもここら辺から「遊び心」が出て来ましたね。

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