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Close to the Edge / YES
エンジェルフォール ★★ (2006-07-18 03:37:00)
イエスにおいて最高傑作にして、プログレにおいても重要作品として必ず紹介される大名盤。
前作『FRAGILE(こわれもの)』の成功がこのアルバムに対する期待がアメリカでは発売前の予約だけでゴールドディスクを獲得という形であらわれている。
中身はというと、これがまた期待以上の凄さ。A面が約20分の大作1曲にB面が約10分の2曲の計3曲。①の「Close To The Edge(危機)」はイエスの個性である超絶技巧と緻密に構成された展開に、ヴォーカルのジョン・アンダーソンの難解で詩的な歌詞はまさに聴く者をイエスワールドにひき込む。そして、当時この曲がプログレ=大作+難解というイメージを一般的に植え付けさせるほどのインパクトが後に出てくるプログレバンドに多大な影響与えた曲であることはいうまでもない。
②③もイエスでは人気の曲でライブでも定番。
そして、楽曲以外に忘れてはならないのがジャケットアート。前作からロジャー・ディーンがイエスのジャケットを担当して、この独特なジャケットがイエスの成功の一つの要因になっているのも確かである。
プログレを聴き始めようと思っている方にはお勧めです。

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