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こ~いち (2000-08-17 00:32:00)
高校時代の同級生Kが結婚することになった。高校の同級生のメーリングリストがあって、その情報が流れたのだが、そのときの彼のコメントが「ハナザワさんに捕まった・・・」である。

念のため説明しておくと、ハナザワさんというのはあれだ、サザエさんの弟、カツオのガールフレンドの一人のハナザワさん。これで彼の言いたいことがわかってもらえただろうか。

彼には何度か合コンに誘ってもらった仲でもある(ちなみに前に書いた後輩の結婚相手はこのKから紹介してもらった女の子だ)ので、さっそく冷やかしメールを送ったのだが。彼からのメールは「夢は潰えた」的な哀愁漂い、ソクラテスを引用しつつ諦念に満ちたものではあった。が、何かオレを感動させるものがあったのだ。んで、彼に励ましメールを送った。以下の文面で。

『なんか、感動したよ、○○。おれが思うに真に偉大な男とは生涯の伴侶として「ハナザワさん」を選ぶ男じゃ。なかなかできることじゃない。』

つまり、オレはこう思うのだ。見目良き女を妻にするというのは確かに男の夢のひとつではあるが、それはポチがワンと鳴き、タマがニャアと鳴くようなもので、単純といえば単純な願望なのだ。金持ちになりたいとかうまいものが食べたいとか出世したいといった実に俗っぽい願望のひとつだと思うのだ。見目悪しき女を伴侶とし、一生をともにすることの方がはるかに難行であり、偉大なのではないだろうか。

しかしこれは実行困難である。お前はどうなんだと言われれば、やっぱりおれは俗人なのであり、見目美しい女の方がいいのだ(爆)。残念ながらおれは哲学者にはとてもなれそうもない(笑)。

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