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こ~いち (2002-08-06 00:07:00)
おれも初心者みたいなもんだから、偉そうにいうのもナンだが。

旅行会社が主催する登山ツアーというものが世の中にはあるのだ。「憧れの穂高山頂を踏む」とかキャッチフレーズがついてて。そんで主に「中高年の登山ブーム」、すなわち爺婆をターゲットとしてたりする。おれはヘタレなので、「おれにはまだ無理」とか思って穂高・槍とかは先延ばしにしてるのだが、そんなおれでも山登りでは爺婆の集団をゴボウ抜きして登り下りしているわけであり、あのスローな爺婆連中がハードな名山のツアーに参加するのが、そもそも信じられない。そんで何もなければいいのだが、実際死んだりしてるわけだ。

だいたい、ツアーという形態が山登りにふさわしくない。おれも会社の連中と一緒に山登りしてるし、一緒に登ると楽しい(それと交通費が安くなるメリットも(笑))というのはわかるが、一緒に登るのは各人が単独でも十分登れる体力を持っていることが前提だ。正直、体力がない人がいると「足手まとい」なのだ。その点、知らない人同士が応募してくるツアーでは各人の体力がバラバラなのであり、主催者側がそれを事前に把握することは不可能。それで、天候も変わる・時間的に制約もある登山をするってのは、まさにデンジャラスとしか言いようがない。「足手まとい」が一人でもいるとツアー参加者全員が危険にさらされるわけだ。それに、ツアー参加者だけの問題でもない。そういう連中が狭い登山道を数珠つなぎになって上り下りしてるとその末尾で渋滞が起きて、単独登山者もなかなかその集団をパスできず、実に困る。

今度の落雷(1人死亡、4人重軽傷)も20人ほどの登山ツアーの客なんだよなー。

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