この曲を聴け!
War Machine / TANK
cri0841 ★★★ (2011-02-28 22:31:43)
2010年発表の7thです。アルジー・ワード脱退で、後任がレインボウやイングヴェイの
作品で知られるドゥギー・ホワイトってのは本当に驚いた。ギャグだろ?ミスマッチ
にも程があるだろ!TANKを名乗っていいの?・・・とはみんなが思いますよねw
ところがですよ、これが実に真っ当なブリティッシュHM/HR作品で掘り出し物!
レインボウや様式美サバス好きな人には、否定しようのない内容ではないか!
あれだね、アルジーじゃ絶対出来ない様式美メタルを、ドゥギーを得た事に
よって思う存分表現できる!という結果じゃないですかねコレ?
いかにも英国的な湿り気、重さに、哀愁のツインギター・・・たまりません!
ドゥギー上手いよな・・・レインボウやインギーの時はこんな魅力的なVoと
思わなかった。これも、ひとえに彼に合った優れた楽曲の賜物ではあるけども。
捨て曲は無い!ボーナス曲までいいよ!あ、捨て曲あったわ・・・それは、
HONOUR & BLOODのリメイクwこれは・・・流石に無いわw蛇足にも程あります。
アルジーの声に慣れてるから、いかにも頼りないイメージ・・・。
聴く時は、「かつてのTANKはもう存在しない」と思った方がいいです。演奏は
TANKなんですけど、方向性があまりにも違いすぎる。重戦車はこんなにも
しなやかで、柔軟じゃないですわねwでも、個人的にはアクセプトの復活作
以上に気に入ってるんですよ。とにかくメロディアスで、琴線に触れる・・・
聴いてニヤけてます・・・。80年代にメタル聴いてなかった後追いの悔しさを、
埋めてくれるような心地よさなんですよね。
→同意