この曲を聴け!
Surfer Rosa / PIXIES
カクタス ★★★ (2011-03-30 21:41:07)
このアルバムはPIXIESの中でもスティーブ・アルビニがプロデュースしたアルバムで
生々しい荒削りなギターサウンドがたまりません。このアルバムでPIXIESは世界中から一気に評価を得ることになります。当のメンバーたちも特にブラック・フランシスは
ドリトル発売直後に自分でも驚いてるような節の発言をしてました。
曲についてですが非常にノイジーでぶっとんでぶっ壊れたサウンドでオルタナの先駆者
たるPIXIESの魅力が凝縮しています。ブラック・フランシスの狂気のボーカルに
ジョーイ・サンチャゴの天才的なギター、ベースのキム・ディールもかなりいい仕事してます、ドラムのラヴァリングも普通にうまいし全体的に見て
メロディとかはほぼ皆無なんだけどなぜかメロディアスかつポップ変なポップ(いい意味で)に聞こえるから不思議だしこういう曲をつくるって事自体がまずすごい当時としても
逆に現代からみても素晴らしい。数々のミュージシャンが影響されてフォロワーも出たわけだけれど、これ聴いたら影響されてもしかたないと思うくらいかなりの影響力
特に好きな曲は「vamos」最初聴いたときは何がなんだ!?という感じでしたが繰り返し
聴いてるとトリップできそうな中毒性と最初聴いたときにわからなかったノイジーなギターのサウンドが頭の中で見事に曲になっていきスゴイと思いました。
なんか感想文みたいになってアレですがとにかくスゴイと言うことを伝えたかったもので
PIXIESを知ってて聴いてない人は是非聴いていただきたい
最後に歌詞も実に面白いので一見あれ。
つけたすとボーン・マシーンなんかは男の目線で一貫して歪んだ恋幕を歌ってますが
一回だけ女の目線で歌ってるとこがユニークです
→同意