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SYMPATHY / ARB
ロブスター立田 ★★★ (2011-04-06 00:09:48)
1989年発売。最初の解散前に発売された最後のアルバム。
(シングル曲を除いて)前半の押しが弱いためか、どうもとっつきにくいが、中盤辺りから見違えるかのように聴きやすい・楽しい曲の連発となる。
注目は何と言っても、先行シングルの「MUEDER GAME」。これは当時の例の、埼玉で起きた連続 ょぅι゛・・・(あとはお察しください。でも曲や歌詞自体はしっかりとできていて、なんと言ってもあの淡々とした曲調と歌い方、そして終始漂う絶望感好き。賛否両論分かれるだろうが、殺人事件を主題にした歌で、これの右に出る歌詞はないだろう、ある意味で。)

それ以外だと個人的には、同じく先行シングルの、ゆったりとした広がりのある「NO EASY ROAD」、このアルバム唯一のキャッチーな曲「SCRAMBLE WORLD」、 疾走感が歌詞にある孤独感を引き立ててる「1人ぼっちの世界」、クライマックスにふさわしい静けさのあるバラード「SOUL TO SOUL」がかなり好き。
特に「1人ぼっちの世界」は、ARBの中でもかなり完成された、カッコイイ曲だと思う。

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