この曲を聴け! 

Houses of the Holy / LED ZEPPELIN
はっちゃん ★★★ (2011-07-13 00:12:50)
ZEPにハードロックを求める人にはなかなか厳しい作品でしょうね。
「IV」以降の彼らの作品を聴けないファンが多数存在するのもなんとなく分かります。

自分たちがやりたいように自由に作ったら、結果こうなった的な感じ。
しかし、ここには彼らにしか造り得ない荘厳な音世界が繰り広げられているのです。
本当の意味でのプログレッシヴとはこのような作品のことを言うのではないでしょうか。
過去の4作品でもチョコチョコと小出しにしていたファクターが一気に表出したような
印象を受けました。

HR/HMファンではないロックのリスナーは「ZEP」というと本作に収録された楽曲の
イメージの方が強いんじゃないかな? なのでクラブ系の音楽が好きな人たちの間で
評価が高かったりします。

ちなみに「D'YER MAK'ER」の国内盤の表記では『ディジャ・メイク・ハー』に
なってますが本当は『ジャメイカー』つまりレゲエのお国許ジャマイカの事らしいです。
エリック・クラプトンがカヴァーしたボブ・マーリィの「I Shot The Sheriff」を
発表した74年以降、一躍レゲエ・ミュージックは認知されていくんですが、本作が
リリースされたのは1年早い73年!!ペイジ先生の先見の明にはびっくりですね。

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