この曲を聴け!
HELLOWEEN
Re:翔 ★★ (2003-09-21 02:25:00)
このあいだのB!誌のメロパワ特集でハロウィンのことを色々言われていたことを覚えてる。しかも“O"さんに。
俺がまず思ったのは“何故,皆そんなにヴァイキーにいい曲を書くよう求める"のか。
確かに過去に“ハロウィンの超名曲"といわれるものはヴァイキーのペンによるものだけど,それをいつまでも彼に押し付けるのもどうかと思う。
今回のアルバムは確かに地味だ。ヴァイキーの影が薄い?そうかもしれない。
でも今回の一枚だけで彼の作曲能力が低迷してるだとかそんなことわかったもんじゃない。前作“THE DARK RIDE"はどうだった?ほとんどモダンでへヴィな曲で構成されたアルバムの中でヴァイキーの2曲は過去の彼の名曲に負けず劣らずの出来だった。“All Over The Nations"は“KEEPER~3"を思わせる曲とも言われている。
アンディにかんしては“Just A Little Sign"を初めて聴いたときまるで“SONATA ARCTICA"を思い起こさせるほどの若々しさにあふれていてびっくりした。マーカスは“Deliver Us From Temptation"で己のソングライターとしての存在感を大いに見せつけてくれた。他にも彼は今までにもB面曲で隠れた名曲をたくさんかいてる。
俺はハロウィンは決してヴァイキーだけがいい曲をかくバンドだとは思わない。カイがいた時代とは違って今はメンバー皆がいい曲を提供してくれるバンドだと思う。今回のアルバムでもクレジットは個人でも実際はメンバー皆が助け合ってそれぞれの曲をつくったらしい。
俺はまだハロウィンがここでとどまるようなバンドだとは思っていないし,だからといって“KEEPER~"のような曲をかけとは言いたくない。それはこれから彼らがどうするか自ら判断して決めることだと思うし,それですばらしい作品を出してくれるのなら俺はそれでいい。
長々とゴメンナサイ...以上はあくまで俺の意見だけどね。