この曲を聴け! 

Voices of Pagan Mountains / WOODTEMPLE
Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-08-17 23:35:00)
2006年発表の2nd。

このバンドを一人で動かすAramathは、GRAVELANDのRob Darkenと親交があるようで、彼のスタジオを使ってレコーディングを行ったり、同じレーベル(No Colours)からCDをリリースしてたりしますが…それにしても影響受け過ぎでしょう(笑)。特に、脱プリミティブブラックした後の、唯一無二な音楽性になってからのGRAVELANDからは明らかに影響されてると思う。

まずSEに続いて、いかにもペイガン/フォーク風味のインストがイントロとして配置されてますが…この作風が余りにもLORD WIND(Rob Darkenのペイガン・アンビエント)にそっくりでまず苦笑。本編も、うっすらとバンドサウンドを覆うようなギターノイズとシンセによる主張し過ぎない、雰囲気ものなメロディ、勇ましいリズムのドラミングなど、使っているパーツがほぼGRAVELANDと共通してる感じ。

ただ、こちらの方が疾走するパートでの凶悪さを残している辺り、プリミティブの面影がかなり残っている感じはしますね。ともあれ、GRAVELANDやその周辺を追っている方には親しみやすい音源ではないかと。

→同意