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Cease to Live / LUROR
Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-10-27 21:49:39)
2008年発表の2nd。
シャーシャーしたリフを伴って疾走する音像自体は紛れもなくプリミティブ・ブラックsのものですが、やはりABSURDの人が演っているだけあって、時折メロディにパンキッシュな爽やかメロウなものが交じるのが特徴ですね。基本は北欧のプリブラに通じる、寒々しいトレモロ中心ですが、それが程よいアクセントになってると思う。常にトレモロだったりソロだったり、何かしらメロディ要素のあるかなりメロディアスな路線。
…ではあるんですが、これだけメロディを曲に練り込みつつ、全く地下臭さが取れていないのはある意味凄いですよね…。ヒリヒリするような緊張感を伴うノイジーな音質は、曲の炸裂感すら感じさせるテンションの高さを際立ててるし、高音絶叫も中音域のがなりも全力で、かつ表現力高いヴォーカルからは半端ない殺気が漂ってます。特に中域がなり、真似したら腹筋攣りそうなくらい(笑)凄まじいです。
アンダーグラウンドの美味しい部分はしっかり押さえつつも、変にマニアックで聴きづらくなっていない音源なのでかなりお勧めです。
→同意