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Pathogen / SKALDIC CURSE
Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-11-04 00:05:36)
2006年発表の1st。

FENのメンバーが在籍するブラックという触れ込みでしたが…最近テクニカルなポストブラックとして、外部からも着実な評価を集めつつあるFENとはある意味真逆で、プリブラ好きがプリブラ好きのために作ったような、カルト極まりないプリミティブブラックですね。音質もジャリジャリしたギターが壮絶な雰囲気を醸し出してるし、ヴォーカルも苦しみもがきなら叫んでいるような、声帯の壊れる音が聞こえてきそうな本気具合でマジなムード全開。っていうかヴォーカル近いです(笑)。

また、普通のプリミティブブラックよりも、メロディが独特なのも特徴ですね。特に2曲目や4曲目の後半など、正体不明の細菌が体内で繁殖して絶命するような、毒々しく気持ち悪いメロディがかなり耳に残る。5曲目頭のリフもまるで歯医者で神経抜いてるかのようなウゾウゾ感。こうしたメロディの毒が、カルトな作風と相俟って得体の知れなさや神秘性に繋がっているように思います。

正直FENのようにブラック好き以外からの支持を受けることはなさそうな音なんですが、音が悪過ぎてなんだか分からないレベルの、フェティッシュな魅力ではなく、カルトなりに楽しめる質の高さがある音源ですので、プリミティブ系が行ける方は是非。

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