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Divine Intervention / SLAYER
真・マツソガソ ★★ (2002-05-17 19:37:00)
このアルバムは5thより速い曲が増え、REIGN IN BLOODに次ぐ高速アルバムになった。
自分的にはREIGNに勝るとも劣らないぐらい気に入っている。まず、1曲目の変則的な
リズムとリフのKILLING FIELDSは聞けば聞くほど病み付きになり、後半の疾走部分
も凄まじい。次のSEX,MURDER,ARTはテンポも速いが、時間も1分50秒程度と早い。
そして、4曲目のDITTOHEADはREIGNを彷彿とさせる超速スラッシュで、アラヤの高速
で畳み掛けるようなヴォーカルスタイルや高速のギター、ドラムなどスレイヤーの
中で5本の指に入ってもおかしくない名曲だ。7thのライナーノーツで世界観が
理解しずらかったとかいてあったが、個人的には大好きだ。確かに、SEX,MURDERでの
残虐な歌詞、腕に切り刻まれたSLAYERという文字が一番に目に入ってくるCDレーベル、
死体写真の載った歌詞カードなど、これまでのなかではかなりグロい。(自分自身と
しては7thが一番グロく感じた)しかしそれらを補って余りあるスピードや攻撃性がある。
上の人の言うとうり、音が少し軽めかもしれないが、別にそれほど悪くないと思う。
ミドルテンポの曲がいくつかあるが、それでも結構な速さで後半には疾走が待っている。
最後がスローテンポではなく速い曲で終わるのもまた聞きたくなってくる要素のひとつだ。
これを書いている途中で気付いたが、どうやらREIGNと同じくらいではなくSLAYERの中で
一番好きな作品のようだ。(笑)
→同意