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Tear of Illusions / UNITED
名無し ★★ (2012-01-18 17:42:44)
インディーズの頃、G.の大谷が新加入した時から注目した。初メジャーの3rd「N.O.I.Q」はインディーズ時代から少し曲調が変わったが、音が良くなり、これがメジャーの力かなと思った。次の4th「RELOAD」からはVo.が稲津に代わり、作品は、テクニック、曲ともレベルアップした。問題は次の5th「Distorted vision」で、そこから、興味を失いスルーしつつも、6th「Infectious hazard」、7th「Core」、Vo.の湯浅は良しとしてDr.が好きになれず印象は薄い。8th「Nine」で、Dr.がAkiraに代わり、Vo.もNobに代わって、かつての本来のUnitedの姿を取り戻した感があった。
そして、9th「Tear of illusions」でVo.がクウェート人のKen-shinに代わり、よりネイティブで、更にパワフルなスタイルは、前作をより押し進めた感がある。音的にバランスが良くなり、聴きやすくもなった。佳曲が多く、ちょっと違うのはS.O.D.とかAnthraxのモッシュを意識したいつもの曲と10
分を越す大曲とイントロのインストゥルメンタル。United史上、最も好きなAlbumに仕上がった。
Unitedは、海外勢と比べて、突出した特徴はないが、まとまりが良く、スタンダードなレベルで、滅多に来ない海外勢を楽しむより、日本でちょくちょくライブを楽しむなら楽しめるバンドだと思う。