この曲を聴け! 

Unveiling the Wicked / EXCITER
夢想家・I ★★ (2012-02-04 17:44:49)
'86年発表の4thアルバムです。
ギタリストが派手なライト・ハンド奏法を得意とするBrian McPheeなる人物に交替していて、音楽性もそれに合わせて若干L.Aメタル風の要素が取り込まれています。そのためこれまでのゴリ押し一辺倒な破天荒さは減退し、楽曲の整合感が増す結果となりました。
問題はそれに伴って歌メロの重要性が増したのにも拘らず以前のままのダン・ビーラーの音程無視シャウトが乗っかっている点で、まともなVoが歌えばそこそこ名曲になっただろうと思える曲もブチ壊しになってしまっています(苦笑)。
と、冷静に聴けばダメなアルバムなんですが、彼等のアルバムを1st~3rdと聴いて来た人ならば免疫も出来てるだろうし「ま、ダン・ビーラーだしねぇ」と変に納得してしまえると思います(笑)、ある意味彼のシャウトのおかげでEXCITERらしさが保たれていると思います。

話は変わりますが、次の5thでは引き続きこの音楽性を推し進めて専任Voを入れるんですがそっちはEXCITERの良さを完全に消し去った問題作なので要注意!

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