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Way of Destiny / DANTON
失恋船長 ★★★ (2012-03-04 10:37:31)
勇壮なメロディが一直線に突き進む、男臭さ全開のジャーマンメタルサウンドを堪能できる1988年リリースの1st。シンガーの金切り声ヴォイスにウド・ダークシュナイダーを想起するでしょうね(僕はメフィストフェレスの梅原を思い出しましたが)それもそのはずです、ウド・ダークシュナイダーの実弟ピーター・ダークシュナイダーがVoなのですから、所詮はアクセプトの亜流で色物的な扱いは無きにしも非ずでしょうが、大衆性を帯びたキャッチーさを感じさせるメロディと晩年まで速球派に拘り名球界入りを逃したヤクルトの大エース松岡弘のような無骨な剛球スタイルが堪能できます、ジャーマンメタルならではの拘りのメタルスタイルが示す一つの完成系を感じますね。コンパクトに纏め上げた楽曲はどれも適度な高揚感を持ち、ギターソロへの流れもお約束、小型アクセプトと切り捨てずに楽しんでもらいたいですね。全8曲入りだし一気に聴き通せますよ。華やかな80年代風な雰囲気もこうして今聞くとドイツからもビンビンに感じるのだからなぁ。

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