この曲を聴け! 

Detonator / RATT
失恋船長 ★★★ (2012-06-15 22:36:36)
メタルバブルの終焉を迎えつつある時期、どんなバンドも次の一手を考え試行錯誤をしていた時期でした、外部ソングライターの導入に、ボン・ジョヴィとの仕事で一躍時の人となったデスモンド・チャイルドと手を借り華やかで硬派な彼等らしい90年代スタイルを導入、音楽的なイニシアチブをウォーレンに任せ実にバラエティに富んだ作品となりました。なにをしてラットなんだという感覚で評価も分かれますが、カットTシャツに盛り立てたヘアースタイルと一時代を築いた彼らがたどり着いた終着駅は実にハツラツとした爽快感を感じさせます。でも僕にはお家騒動に内紛劇とロビン・クロスビーの凋落ぶりが印象に残りましたね、何故かと申しますと当時友人が熱心に(雑誌の受け売り情報でしょうが)語ってくれたのを覚えているからです。個人的には今作の華やかさを十分に楽しみましたね、成功するぞという強い意気込みとバブリーな雰囲気すら漂う本格的なL.Aサウンドに引き寄せられたものです

→同意