この曲を聴け! 

Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler / ULVER
netal(2012-06-26 20:53:45)
霧掛かった空気の様にぼやけた音像による幽玄で壮大な音が、時にゆったりと、時に荒々しく流れており、ブラックとフォークのエッセンスが程良く融合している。
森の暗澹たる美と同時に、そこで彷徨う人間の不穏な心境や自然の冷酷さをも感じるといった趣である。
不穏さといっても、禍々しさは殆ど無く、大自然に包まれるような癒し効果も人によってはあるかも。
また、まろやかなクリーンヴォーカルと硬質ながなり声の対比もそれに拍車を掛けている。
随所に入るアコギやフルート等の挿入部も巧く、
アルバムの丁度真ん中に当たる、③における少女が息を切らして森を彷徨うSEとピアノ等、リスナーのストーリーイメージを良く喚起する。

1stにして、フォークブラックの金字塔と言えるアルバム。

気に入り度…87/100

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