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Gone with the Wind / RHETT FORRESTER
失恋船長 ★★★ (2012-07-05 20:12:21)
1984年リリース、RIOTの二代目シンガーとして知られるレット・フォレスターのソロアルバム、THE RODSなどNY人脈を頼って作り上げられた名盤です。聴こえてくるサウンドはパワフルかつブルージーなアメリカンHM/HRそこにどこか哀愁を漂わせる歌声を披露するレットの力強いパフォーマンスが聞き手を魅了していきます、ストレートに歌い上げるミドルナンバーでの泣かせ具合も、オープニング①のようなメタルナンバーで独特のシャウトを聞かせながらハードに歌い上げる様も彼らならではの魅力に包まれており、迫力のあるTHE RODSのリズムプレイの効果は絶大だしギンギンなメタルギターも随所に顔を除かせこれでもかと印象的なフレーズを奏でていき興奮を覚えずにはいられませんね、それは往年の名選手、阪急ブレーブスの山沖投手ように速球派のようで実は打たせてとる技巧派のエースだったように(晩年はFA失敗で名誉を汚したような気がします)聞き込むほどに彼のブルージーな歌唱が耳を捉えて離しません、特別なテクニックなどなくともうちから湧き上がる彼のヤサグレ感がブルージーな歌唱と伴い独特のフィーリングと哀愁を感じさせてくれます、主役は明らかに彼の声、その強烈無比な個性と雰囲気が今作では存分に堪能できると思います。RIOTでの彼の歌声に魅了された人はもちろんですが、ストロングスタイルのアメリカンHM/HRサウンドに興味のあるかたは是非ともお試しください
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