この曲を聴け!
GARY HUGHES
ムッチー (2012-09-26 05:31:24)
TENのヴォーカリスト、ソングライター、として知られていますが、
ソロアルバムも流石の出来ですよね。あまり出回ってないのか、まだコンプはできてませんが。
ゲイリーはソングライターとして大好きです。
一貫性のある曲作りをし、どんな曲でも手抜きをせず、駄曲がないし、
それほど好きになれない曲でも良いところがあるし、きっといつか好きになれそうだと思えてしまう。
そういう意味では、自分の中では、タイプは大きく違えど、
トニー・アイオミ、チャック・シュルディナーと並んで、最も信頼の置けるソングライターですね。
そして、ヴォーカリストとしてなんですが、初めてTENの1stを聴いた時には、あまり好きになれず、
それよりも曲作りに専念して、歌わない方が良いのではとも思ったりもしました。
でも、段々と悪くはないんじゃないかと思えてきて、そして7thを聴いた時には、
それまでよりかなり上達してるなと感じました。コツをつかみかけているような。
"Apparition"・"Dreamtide"は、特にそのヴォーカルの魅力に頼るところが大きいなと。
さらに続く8thで、それは確信に変わりました。ここで一気に彼の声が大好きになりましたね。
深みを増したディープヴォイス、安定感のある歌唱。これぞプロシンガーだ、と。
それまではどこか頼りないところがありましたが、頼もしい存在になったなぁと。
なんといっても、特に、そのロウトーン!なんて渋いんでしょう!
HR界にハイトーンを武器にするシンガーは多くとも、
セクシーなロウトーンをここまで聴かせてくれる人は自分は他に知りません。
ひっく~いとこで、地面を揺らがすほどに震わせるのがたまらないんですよ。
そのパフォーマンスは次の9thでも発揮されていて,これからも大いに期待したいと思わされますね。(↓続く)
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