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Écailles de lune / ALCEST
netal ★★ (2012-10-25 22:37:50)
「月の鱗」と題されたこの2ndは、(世界観は違うが)憧れていた世界を遂に目の当りにしたかのように幻想性を強めた作品となっている。
「黄昏の木霊を聞くと、私は海底にて眠っていると知るだろう」(ブックレット最終ページより)

特筆すべき事は、前作には無かったスクリームやブラスト等、ブラックらしい要素が垣間見える事である。
しかし、それで幻想性が損なわれているかというとそうではない。
寧ろ、溢れ止まない光の如き幻想性を高めていて、より聴き手を異世界に惹き込む力が増したように感じる。

また音質に関しては、前作のようなノイジーさは殆ど消え、マッシヴで普遍的なメタルらしい音質となっている。
その御蔭で儚さをも含む前作とは違って、より陰影と輪郭のはっきりした世界を生み出している。

ただ欲を言えば、もう少し前作で見せたような胸を打つようなトレモロメロディがもう少しあれば良かったかも。本当に敢えて言えば、だが。

2014年12月23日追記:聴き直してみると、頭の対曲2曲のダイナミックさ・ドラマティックさ、中盤以降の幻想性が前作以上に良いなと思うようになりました。

気に入り度…84/100

おすすめ…Écailles De lune - Part 2

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