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Attakk / ATTAKK
失恋船長 ★★ (2012-11-21 02:57:56)
日本人ギタリストKUMA氏が在籍するUS産の正統派メタルバンドが1989年にリリースしたミニアルバム。日本人ギタリストがいるせいか日本人好みの哀愁を散りばめたメロディアスはサウンド軸にDOKKEN的なL.Aメタルの重厚さを取り込んだ本格派のメタルバンドでしたね。KUMA氏はGIT卒業のギタリストでテクニック的には申し分なく弾きすぎることなくセンスのよいフレーズを奏で楽曲に華やかな印象を与えてくれます、やや優等生なノリに日本人的な整合性を感じさせ面白みに欠ける面や前半からバリエーションには富んでいるのだがミドルナンバーが続きガツーンと来ないのもマイナス要素と個人的には思います、輪郭の甘い音質がなお更に拍車を欠けていますからね。曲順は重要ですよ。6曲入りのミニアルバムですバンド名を冠した疾走ナンバーの⑥を頭に持って①から聴けば個人的な不満も解消、テンポ良く楽曲も進みスッと聞き入ることが出来ました。派手さは無い物のメロディアスで正統的なUS産HR/HMを楽しんで頂きたいですね。Voのデイブ・アンソニーも個性に乏しいが中音域を駆使したマイルドで伸びやかな歌唱を披露、足を引っ張ることなく貢献しているしリズム隊が安定感のあるプレイを聴かせ安心出来ます、この時代のUS産メタルが好きに人なら聴いて損はないですよね

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