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Night of the Apocalypse / VADER
ムッチー(2012-11-23 01:45:18)
2004年にリリースされた、VADERのライヴDVDです。
メインは、『REVELATIONS』発表後の、TVスタジオでのショウを収めたライヴで、
ボーナスとして、2003年と2004年に行なわれたライヴもそれぞれ収録されています。
当時のメンバーはPeter(Gt,Vo),Doc(Dr),Mauser(Gt),Simon(Ba)ですが、
2004年のライヴでは、既に、Novy(Ba)とDaray(Dr)に交代しています。
なお、収録時間は、本編が1時間弱、ボーナスはどちらも20分強ずつです。
近い時期のライヴを3つ収めているため、楽曲のカブリが少なからず生じてはいますが、
画質、音質、パフォーマンス、どれも良好ですし、存分に楽しめると思います。

え~、以下、個人的に非常に気になった点なんですが、気にならない人はならないのかな。
でも自分は我慢ができませんでした。何にって、それはカメラワーク及び編集にです。
編集スタッフの人たちはファン心理というものを全くわかっていないというか、
考え方が浅はかというか、なめられているんじゃないかとさえ感じてしまいます。
「ヘドバンしてるところをアップで映して合間合間で挿み込めばいいんだろ~」、
「カオティックな所ではカメラを揺らしまくって、激しさを演出してやるぜ~」とかね。
殆ど1秒未満でカメラが切り替わるし、やたらと上下左右にカメラが動きまわるわで、
こちとら集中できないんですよ。こっちは、メンバーがどう動いているのか、それをしっかりと見たいってのに。
その場の雰囲気だけを思いっきり強調して伝えよう、というか、作り上げようとしてますよね。
編集者の自己主張、過剰演出みたいな屁のつっぱりはいらんですよ!、と声を大にして言いたいッス。

他にも、豪快なドラムフィルの場面でそれを映さずに、坦々とリズムキープしている所で抜く、
激しいギターソロを弾いているところを映さずに他のメンバーのヘドバンを抜いている、などなど。
ちゃんとポイントを抑えろよ、と。ストレスがたまってしゃあないです。
まぁ、MauserやSimonの華の無さも無関係ではないですけども。
あと、単純にDocをもっと映してほしかった。半分くらいDocだけでもいいくらい(笑)。

ちなみに、こう感じたのは本編くらいで、ボーナスは特にそう思いませんでした。
でも、本編を鑑賞中、熱くなりながらも、ず~っとムカついてるんですよね、自分(笑)。
う~ん、やっぱ気にし過ぎなのかな…。演奏中に観客のみを抜くのとかも大嫌いなんですよね。
そういうのがそれほど気になりさえしなければ、これは上質のライヴDVDだと思いますよ。

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