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Backlash / BAD ENGLISH
酒とバラの日々 ★★ (2004-02-05 09:55:00)
ジョン・ウェイトのヴォーカルは自分も好きです。
でも前作がロック・アルバムというよりは、もうほとんどジョン・ウェイトのヴォーカルを聴くためのアルバムのようだったことを考えると(でもいい曲は多いです)
本作は前作に比べれば、かなりニール・ショーンのギターが前面に出てきて、ロックバンドらしいエッジがあり、
アルバムとして1枚を通して聴ける、まとまりの良さがあるのでロックアルバムとしては自分はこちらの方が好きです。
どのメンバーもキャリアのある面々であり、演奏能力も作曲能力も折り紙つきなので、落ち着いて楽しめる娯楽作。
確かに音像はいわゆる「産業ロック」的ではあるけど、ここでいう「産業ロック」は別にその音楽を肯定するわけでもなく、否定するわけでもなく、
ただそういう音像だと言っているに過ぎない。そもそも全部のロックバンドに「ロックとしての初期衝動」云々とやらを期待してないよ…
ロックといったって音楽のひとつに過ぎないんだし。スケープゴートにされたジャーニーもTOTOもいい迷惑だと思う。

→同意