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PRETTY MAIDS
RIOT1970 ★★★ (2013-07-15 21:44:19)
ここ数年のPRETTY MAIDSはあまり好きでは無いが
なぜか新譜が出ると必ず買ってしまう、のは僕だけではない
みたいですね。
彼らの日本のコアなファン層に
いつかまたFuture WorldやJump the Gun、
Spooked、Sin-Decadeみたいなアルバムを作ってくれるだろう、と
思ってファンは新譜を先行投資の覚悟で買うんでしょうね。
これ買ったから設けた金は出世払いでいいから、みたいな感じで。

上記に述べたアルバム4枚は文句の付けどころが無い名盤で、
正統派、北欧メタルのエキスをぎゅっと濃縮された作品です。
まぁ、Anything Worth Doing Is Worth Overdoing や
Carpe Diemも良いアルバムだけど、ちょっと求心力が弱い気が
するんです。
 で、近作の彼らはなんだかPRETTY MAIDSらしさは残って
いるのですが、アメリカのモダンメタルの要素とか取り込んで
しまってなんだかなぁ…と思っている次第です。
いや、楽曲が素晴らしければアメリカの流行を取り入れても
いいと思うのですが、近年の彼らは楽曲、歌メロ共に弱いんです。

でも、こうやって先行投資してるのだから、今度こそ、
上記に述べた4作品に肩を並べるようなアルバムを作って
欲しいものです。
 今時、貴重な正統派、北欧メタルを30年近くやっている
バンドなのだから、ここいらでガツンとファンにかましてやって
欲しい。

 ま、これだけ素晴らしい「過去の遺産」があるバンドなので
私は未だにファンを辞められない訳ですが…

 と、最新作を聞きながら「ああ、こんかいもこの程度かぁ」と
思いつつキーボードを叩いています。

 

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