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King of the Kill / ANNIHILATOR
ムッチー ★★ (2013-09-15 02:24:48)
94年の4th。ジェフ・ウォーターズがギターのみならず、ベースとヴォーカルも務め、
ランディ・ブラック(Dr)と2人でレコーディングしたアルバムです。
そのジェフのヴォーカルは太い声質でしっかりとしていて、リードヴォーカルとして充分安心して聴けますし、
個人的には、前作『SET THE WORLD ON FIRE』で歌っていたアーロン・ランドールよりも好みです。
さて、内容はといいますと、前作と同じく、スラッシュ的な要素はほとんど存在していなくて、
メロディアスさと抒情性を含んだ、幅広いタイプの楽曲を収録しています。
②"King Of The Kill"・⑧"Second To None"・⑭"Fiasco"のようなスピードメタルがカッコよく、
⑤"Only Be Lonely"や⑪"In The Blood"、⑫"Catch The Wind"などの哀愁チューンもイイですね。
③"Annihilator"や⑥"21"のリフ、④"Bad Child"のメロディも素晴らしい。
ただ、上の皆さんがおっしゃるように、①"The Box"はちょっと残念ですが。
ジェフ・ウォーターズのセンス、実力を堪能できる、とても良いアルバムですよ。
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