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Purgatory Afterglow / EDGE OF SANITY
netal ★★ (2013-10-14 15:25:02)
メロデスにおけるイエテボリスタイルの確立期直前に当たる1994年の作。
メロデス黎明期ということで、デスメタリックな攻撃性も色濃く残っていて、暗く叙情的なメロディを含みながらもそれだけに頼らず、両者が絶妙に共存している点が素晴らしい。
色気のありながらも漢らしいDan Swanöのヴォーカルも曲にマッチしているし、
部分的に用いられるブラック的なトレモロ、シンセ、クリーンヴォーカルも効果的で、プログレデス的な要素もある。
また、叙情的な曲、ブルータリティを見せる曲、メランコリックロック的な曲といったヴァラエティにも富んでいるので聴き飽きない。
この点で、初期Opethをメロデスに近づけた感じでもある(良く知られた事だが、、Dan氏はOpethと親交が深く、互いに影響を与え合っている仲である)。
⑦のミドルテンポのリフとか、Opethが使っていても不思議ではなかったりする。
現代にも通用する、メロデスのプロトタイプにして必聴盤の1枚。

気に入り度…86/100

おすすめ…Twilight

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