この曲を聴け! 

Sally Can’t Dance / LOU REED
帰ってきたクーカイ(2013-11-11 20:14:01)
 '89年発表の『NEW YORK』以降の作品群を含めると良くわからないのだが、長い間この4thソロ・アルバム('74年発表)が、セールス的には最も良かったと言われていた('90年の段階で)。
 正直、良くわからない。ルーが作ったアルバムで、本作以上に好きなものはたくさんある。実のところ、本作を聴くことは他の作品に比べると、あまり多くない。
 だが、5曲目の「KILL YOUR SONS」は、間違いなく名曲だ。私は、この1曲を聴くためだけに、本作を購入したようなものだ。


 息子殺し

 「精神科医づらしたロクデナシが電気ショックをやっている
  精神病院にいるかわりに
  おやじやおふくろと家で暮らせるようにしてやるからとやつ
   らは言った。
  でも いくら本を読もうとしても
  17ページも進まない
  読んでいるところを忘れてしまうから
  読むことさえできない

  ~(中略)~

  知らないのかい?
  やつらはあんたの息子を殺す」


 『ニューヨーク・ストーリー -ルー・リード詩集-』 
 (Lou Reed;BETWEEN THOUGHT AND EXPRESSION:SELECTED LYRICS OF LOU REED  梅沢葉子 訳  河出書房新社 発行 1992年)より

 

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