この曲を聴け!
Exposed / VINCE NEIL
はっちゃん ★★ (2014-01-02 20:14:16)
スティーヴ、ハッスルしすぎ。
これがスティーヴ・スティーヴンスなんです。生半可なヴォーカリストだとスティーヴに
あっさり喰われてしまうでしょう。このアルバムも二人のパワーバランスは五分五分ですが、
気を抜くと飲み込まれそうなところをヴィンスがかろうじて踏ん張っている印象。
JERUSAREM SLIMのときも思ったんですが、スティーヴはあんまり出しゃばらない方が
バックアップされる側が輝くのではないでしょうか。ビリー・アイドルのバンド在籍時は
一歩下がったポジションでビリーを盛り立てていたのがめちゃめちゃクールだったんだけど。
この人はガッチャマンで言えば「コンドルのジョー」ゴレンジャーで言えば「アオレンジャー」
ルパンⅢ世で言えば「次元大介」といったシブくてクールなポジションが似合うので、
そないにハッスルなさらんでもええやないですか といった感じです。
でも光線銃は絶対に聴きたいから(玩具の光線銃をエレキギターのピックアップに向けて撃つと
キュルルルとかピニピニピニとかの銃声?がアンプから出てくる)Look in Her Eyesで
カマしてくれているので大変満足です。
基本的にヴィンスのことが好きではない僕にとってこのアルバムを購入するのは相当な
チャレンジだったんですが、スティーヴのおかげでちょっとだけヴィンスのことを見直しました。
→同意