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Only the Strong / THOR
失恋船長 ★★★ (2014-02-02 08:42:24)
最近TVのコマーシャルで「マイティー・ソー、マイティー・ソー」とやたら聴かされるので思い出しましたよ彼らの事を、主役を張るのはボディー・ビルダーとして名を馳せたジョン・マイクルさんがソーと名乗りフロントマンとして威風堂々と構えるカナダ産のHM/HRバンドが1985年にリリースしたアルバムです。その筋骨隆々な鋼の身体は正に北欧神そのものギミックな世界観を演出するには相応しいキャラがやや色物感を醸し出すのですが、ソーをイメージしたアルバムジャケットもそのままに当時破竹の勢いでシーンを席巻するジューダス・プリーストの影響下にある正統派メタルサウンドを披露バッキバキのゴリゴリではない聞きやすさを併せ持ち、さらにはメジャー感すら漂い1985年リリースという背景が上手に滲み出ています。一山いくらのバンドに成り下がらない個性をソーさんが醸し出し派手なギターが攻撃的に攻め立てムンムンと男臭さを前に出していますが、わが国ではさしたる話題にもならずに消えたように思います。今回久しぶりに引っ張りだして聞いたのですが、イメージは怖いね、彼の筋肉を前面に出した汗臭いパワー全開の筋骨隆々メタルな雰囲気が頭に残っていたのですが、意外とメロディに気を配したアレンジと走る曲はなくともバラエティに富んだ楽曲が収録され十分に聴き応えがあります。80年代のHM/HRサウンドに洗礼を受けた方なら気に入ってもらいえるでしょうね。大きい声では言いませんがノスタルジーに浸り新しい発見をしようじゃありませんか、今回クレジットをマジマジと見てボーカルとクレジットされるソーさんの奥様パンテラさんなんですが(お乳には触れません)どこで唄を歌っているのでしょうか?まったく気がつきません(笑)イメージ打破と新たなる発見がありましたね。

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