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Restless and Wild / ACCEPT
殺戮の聖典 ★★ (2006-06-09 20:59:00)
前作にも増してヘヴィ・メタリックになった'82年発表の4th。
前作発表後、ヨルグ・フィッシャー(G)が脱退し、本作のギター・パートは全てウルフが担当している。
プロデュースはバンド自身が行い、エンジニアにはマイケル・ワグナーを迎えている。
このアルバムの強みは何といってもヘヴィ・メタル史上に残る超名曲「FAST AS A SHARK」が収録されていることだろう。
ウドの金切り声シャウトとツイン・リードによるギター・ソロが印象的なこの疾走曲は後続バンドたちに多大な影響を与えた。
ほかにも、前に前にと突っ込んでくるような迫力に満ちたタイトル曲「RESTLESS AND WILD」、破壊力と叙情美とが同居したクラシカルな「NEON NIGHTS」、N.W.O.B.H.Mのような正統派ヘヴィ・メタル曲「FLASH ROCKIN' MAN」、名リフにより繰り広げられる展開がドラマティックな超名曲「PRINCESS OF THE DAWN」といった代表曲を収録。
ギターのカッティングがかっこいい「AHEAD OF THE PACK」、ヘヴィで破壊力抜群の「SHAKE YOUR HEADS」、縦ノリロック・ナンバー「GET READY」、ストレートなメタル・ソング「DEMON'S NIGHT」、サビのメロディが明るくも哀愁のある「DON'T GO STEALIN' MY SOUL AWAY」も悪くない。
本作を最高傑作に挙げるファンも多いHM史の残る名盤。
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