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Perfect Selection :Dracula Battle / 柴田直人
失恋船長 ★★★ (2014-04-29 21:36:17)
もっとも愛すべきバンドのアンセムの消滅とシーンの衰退により、正統派メタルへの渇望と探究心をくすぐられた時代にリリースされていたコナミのパーフェクトセレクションシリーズの第2弾「悪魔城ドラキュラ」シリーズのHM/HRアレンジ盤、編曲と演奏に柴田直人の名前を発見、予備知識もなく即購入を店頭で決意した一品です。ベースプレイは勿論ですがギタープレイヤーとしても名を連ねた柴田直人師匠の躍進ぶりに胸が躍りましたね。題材がドラキュラということもあり、原曲のイメージからもバロック風の匂いもあったのでメタル風のアプローチへの移行もスムーズに決まったのでしょう、英国風の伝統的なロックサウンドが心地よく駆け抜けていきます。元がゲームサウンドだからなぁという不安を吹き飛ばす貫禄の仕上がりとなっていますね。参加メンバーも柴田以外にアンセムの清水昭男に元スナイパーなどで知られる日下部バーニー正則(ゲームのサントラ関係ならJILL'Sプロジェクトにも参加しています)Keyは元プレシャスの高浜祐輔(こちらもアニソン系で活躍してましたね)というメタル系のアーティストでガッチリと固めていますか安心して聞くことも出てくる音も想像がつくのではないでしょうか?子供のころの記憶で①②くらいは知ってんぞと思いましたが、これが素晴らしい出来栄えでゴシック調の重厚さに(空間に広がりを持たせる高浜のプレイは圧巻)メタリックなアレンジがバッチリとハマりツボを得た演奏が聴き手をグイグイと引き込んでいきます。柴田師匠のギターも美味しいし各参加プレイヤーのオリジナリティ溢れるプレイは聞いていて実に興味を惹かれます。一球入魂エモーショナルなバーニーに、多様で新鮮なフレージングの清水と、違いや想像力を膨らまして聞くと楽しみも倍増です。全曲インストだし打ち込みドラムが苦手という趣もあるでしょうが高揚感を刺激するアップテンポなナンバーは勿論、ミドルナンバーにバラードまでと幅広い楽曲を収録し飽きがこないように工夫されています。自分もいざ勢いで手にしたものの懐疑的でしたよ。ゲームミュージックと侮ると後悔させられるハードでスリルに満ちた刺激的な一枚、アンセムマニアならずとも聞いて欲しいですね

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