この曲を聴け! 

Paradise Theatre / STYX
Bananas ★★ (2004-03-17 09:47:00)
渋谷陽一という、日本音楽評論史上最大の勘違い野郎によって
けっちょんけちょんにされてしまったこのバンドですが、
「この耳無しエセ評論家。売れ線で何が悪い。売れ線=いい曲ってことと違うんかい。
お前の言う"商業主義に反発する衝動"を売り物にするバンドよりStyxの方が曲いいがな」
Styxについて、僕はそんなことを考えたりもします。
・・・余談はこっちへ置いといて。このアルバムの紹介です。
このアルバム、コンセプトアルバムとしてのまとまりはそれほど強くないんですが、
それでもしっかり「A.D.1928」~「The Best Of Times」~「A.D.1958」にみられる
フレーズの関連性など、まとめるとこはキッチリまとめられてます。
で、何が素晴らしいって、そういう体裁を取りながら、全曲名曲であるという事です!
中盤ちょっと一聴しただけではピンと来ない曲も1~2曲ありますが、
それだって、普通のアルバムに入ってたら十分名曲です。
「Rockin' The Paradise」「Half-Penny, Two-Penny」でノリノリになり、
「Too Much Time On My Hands」「She Cares」の爽やかさにうっとりして、
「The Best Of Times」でぼろぼろと泣き、
「Lonely People」のシャッフル感を楽しみ、
「Nothing Ever Goes As Planned」のQueenもびっくりのコーラスを堪能する!!
もちろん頭と終わりの「A.D.1928」「A.D.1958」だってしっとりしてて最高です。
結構レンタル屋にもありますよ、これ。
(というより、Styxではこのアルバムしか置いてない場合が多い(泣))
ひとまずお試しください。絶対気に入りますから。間違いない(長井秀和風)
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