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Absolute Greatest / QUEEN
レドモンド ★★★ (2014-06-13 19:36:34)
QUEENの全キャリアをまとめた公式のベスト盤ですね。
このベストには、他の多数あるQUEENベストにはない特徴があります。
それは、「メンバーの曲がバランスよく入っている」という点です。
フレディ→We Are The Champions、Crazy Little Thing Called Love、Don't Stop Me Now、Killer Queen、Seven Seas Of Rhye、Somebody To Love、Bohemian Rhapsodyの7曲
ブライアン→We Will Rock You、I Want It Al、Who Wants To Live Forever、The Show Must Go On(※)の4曲
ロジャー→Radio Ga Ga、A Kind Of Magic、These Are The Days Of Our Lives(※)、Heaven For Everyoneの4曲
ジョン→Another One Bites The Dust、You're My Best Friend、I Want To Break Freeの3曲
全員での共作→Under Pressure、One Vision(原曲はロジャーみたいですが)の2曲
注意:(※)の曲の作者は推定です。
ブライアンの発言力の強さは以前から言われている通りで、クイーン・ロックスではかなりの曲が彼の曲でした。
そんなブライアンが、ベスト盤に自分の曲が4曲しか入っていない事に納得したのが立派だと思います。
しかも、ロジャーと同じ曲数です。ロジャーよりもブライアンの方が多く曲を作っているのにです。
フレディのQUEENへの功績を認め、彼の曲を7曲も入れているのも、いいことだと思います。
また、ロジャーやジョンは、彼らのヒット曲ほぼすべてが網羅された形です。
ジョンの曲が3曲も入ったベスト盤なんて、他にないのではないでしょうか。
各メンバーの曲がバランスよく公平に選ばれ、しかもすべて大ヒット曲である点が凄いです。
難点を付けるとすれば、ブライアン作のWho Wants To Live Foreverはあまり売れていませんが、
QUEENの最高のバラードの一つといえる事から選ばれたのでしょう。
曲順も不自然に思うところは一切感じられず、QUEENのベスト盤で最も優れていると私は思います。
2011最新リマスターでの再発売を強く希望します。
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