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Breath of the Pit / TANK
失恋船長 ★★★ (2014-06-14 15:22:40)
正直アルジー一人になってリリースしてきたアルバムなので分けて登録をしようと思ったのですがTANKの中にあったので、そのまま書き込みます。僕はドゥギーホワイトを迎え音楽性の幅を広げようとしていた後期の路線を推し進めたTANKに異論などないし、むしろ気に入っているくらいなのですが、やはり本家が歌うと「こりゃ、こっちがTANKだよな」と言いたくなるから不思議なものです。クレジットを見て彼、一人で全てをパートをこなしたという事実に二度目の驚きを禁じえません。バッシャンガッシャンとけたたましい音と隠せないパンキッシュなノリがやけくそ気味に聞こえてくる様に、アルジーワードの男気を感じずにはいられません。かつてのような哀愁風味はありませんが、この声と音にマニアなら飛びつくこと間違いなしでしょうね。彼の生き様みたいものが音に表れていますよ。一人でこなした器用さと無頼な轟音サウンドを聴き僕は、大熊元司と極悪コンビを組み、見た目からは想像もつかない悪役としてのクレバーな試合運びとリング以外でも手腕を振るった晩年の姿は実業家レスラーと言えなくもない、グレート小鹿を思い出しましたね。
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