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Fire Down Under / RIOT / RIOT
はっちゃん ★★★ (2014-08-13 19:34:41)
オホーツク海沿岸にはアザラシがしこたま泳いでいる。

元祖ゆるキャラ、ゴマちゃんを前面にフィーチャーしたアートワークが目をひく彼らの3枚目。
小僧のころから聴きたくて聴きたくてしょうがなかったんだけど、僕がRIOTに興味を持った時期って
ちょうど彼らのドン底時代で、どこのレコード屋にいっても本作はおろか全くと言っていいほどRIOTの
作品にお目にかかる事はできなかった。リイシューされた時はホントにうれしかったなぁ。

この完成度は目を見張るものがありますね。1st、2ndにあったアメリカ人特有の感覚がこの作品では
かなりのパーセンテージで削減されていて、あたかもNWOBHMのバンドのようです。
TYGERS OF PANTANGなんかを連想させるリフもあったりして完全にHMに照準を合わせてますね。
「Swords and Tequila」のエッジとドライヴ感はまさにNWOBHM。文句なしです。

ようやくHM街道まっしぐらかと思いきや、RIOTを取り巻く状況はどんどん悪化して前述の「どん底」
時代に突入していくんですが、もし彼らのマネージメントが大手もしくはマトモなところだったなら
もっと多くの名作を残していたんじゃないかなぁ。

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