この曲を聴け!
…The Stories We Could Tell / MR. BIG
ヤングラジオ ★★ (2014-10-04 20:32:06)
それを職業としているライターやスタッフの方には、本音を書けない事情というものがある。
インターネット等の普及もあり、今となってはその辺りは十分理解されているとは思うけど、レヴューにしたって点数なんかよりコメントの方が大事であって、更に言えば行間を読むという作業も、実は重要であったりする。
僕はアルバムのレヴューをする時、情報等はあまり入れず、出来るだけ加点方式で考えるようにしている。
これを減点方式で考えてしまうと、あれもこれも気になるし、周りの情報にかなり影響を受けてしまう。
僕はもう結構な年数HR/HMを聞いているので、その前後の流れなんかは自然に頭に入っているので、ライナーノーツやインタビュー等の情報は、あまり参考にしない。
そうは言っても、人によっては鋭い考え方をもっていたり、冷静に客観的に分析していたりもするので、人間性を知る手段には利用しているかもしれない。
何故こんな事を書くかと言えば、このアルバムのレヴューが似たようなものばかりだからである。
どのサイトを見ても、何故か先ず結論ありきで、その結論に向かっての評価が多い気がする。
まだこのサイトでは発言者も少なく、そんな事は感じないけど、他人の目を意識し過ぎたレヴューには個人的には何か違和感をすごく感じる。
素直な意見で、それがたまたま同じと言うなら、何の問題もない。
だけど、同じ角度から、同じ視点からというのは、やっぱり腑に落ちない。
個人的にはエリックの頑張りが目立つ作品であり、楽曲的にはポップであり、キャッチーさも十分にある作品だと思う。
でも前作にあったスリリングさは、残念ながら感じない。
MR.BIGの場合、楽曲志向のファンも多いと思うので、もっと評価されてもいいと僕は思う。
でも、エリックの独特な歌メロによって、助けられている部分は多いね。
→同意