この曲を聴け!
Under Lock and Key / DOKKEN
LAメタルこそ我が起源 ★★★ (2014-10-06 23:20:52)
[大人のハードロック]、コレに尽きる。
こんなアダルト志向の強いミディアムナンバー中心のハードロックを世に出すのは、大変勇気のいる事ではないか。
「楽曲のクオリティで勝負」、そんな志がないと出来る事ではない。ややもすると口うるさいメタルファンに色々と揶揄される危険をはらんでいるからだ。
さて結果は。
〈Dokkenは軟弱〉、少なくとも私自身そんなメタルファンの評価を一度も耳にした事もないし見たこともない。
Dokkenの勝ち。
メンバーもクオリティに“相当”自信があった、という事だろう。
“音楽センス”。ハードロックとて、これが最も大切なのは他の音楽と変わらないのかも知れない。
“柔”と“剛”の共存と微妙なバランス感覚。これこそがDOKKEN最大のオリジナリティだ。
因みに“Back for the attack”と比較すると、僅差でコンパクトにまとまった本作に軍配があがる。
更に、Lynch Mobの1st“Wicked Sensation”も含めて比較すると、 “Wicked Sensation”が最も好きだ。いずれも“カッコいい”作品だがRock的カッコよさではブルースフレーバー漂う“ Wicked Sensation”の方が一枚上手だ。
(余談だがアルバム作品の曲数は10曲位がベストと思う。長くて50分位にまとめて欲しい。)
→同意