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Violence & Force / EXCITER
火薬バカ一代 ★★ (2014-10-13 11:21:14)
'84年発表の2nd。当時国内盤が出たにも関わらずイマイチ影が薄いのは、衝撃のデビュー作『HEAVY METAL MANIAC』に比べると、プロダクションからパフォーマンスまでモーレツっぷりが抑制されていて、そこはかとなく「聴かせる」姿勢を見せ始めたことにパワーダウンを感じる方が多いせいでしょうか?
それでも、JUDAS PRIESTの“EXCITER”を10倍アグレッシブに、そして50倍バカにしたようなハイパーっぷりで突進するアルバム表題曲②で幕が上がる本作の、余人を寄せ付けぬテンションの高さはやはり圧倒的。
曲作りのパターンは2、3通りしかなく、しかもどの曲も似たり寄ったりなテンションの高さで押しまくるので、通して聴くと自分が今何曲目を聴いてるのか見失うこともしばしば。そりゃゴッドでなくとも「もうちょっと緩急を考えて欲しい」と苦言を呈したくなるかもしれませんが、しかしながらこの芸のなさ、この愚直なまでのメタル・バカっぷりこそがEXCITER。
「退かぬ」「媚びぬ」「省みぬ」の姿勢が徹底された収録楽曲(大仰な邦題がまた良く似合う)は、とりわけ冒頭3曲が強く印象に残りますが、1曲ずつ取り上げてチマチマ解説するのはよして、全編を大音量で流して無心でヘッドバンギングに興じることこそが、本作の正しい楽しみ方ではなかろうか?と思う次第。

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