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Come an' Get It / WHITESNAKE
帰ってきたクーカイ ★★ (2014-10-24 18:15:18)
 '81年発表。4枚目のスタジオ・アルバム。
 楽曲の出来に着目すると、一作前のスタジオ・アルバムである『Ready An' Willing』に軍配が上がるように思う。だが、本作は演奏面でピリッと緊張感があるというか溌剌としているような気がして好きだ。
 確かにアナログではA面に当る前半に良い曲があるように思うが、個人的には後半の楽曲が好きだ。ブルーズベースのHRって、こうでなくっちゃなぁ、と聴いていて思う。中でも「Child Of Babylon」が一番好きかな。
 ジャケットのエロさは「エロくて良いね(ロックだね)!」というより「・・・まったく。しょうがねぇなぁ(苦笑)」という感想を持つのだが、そこは我が国日本。修正されずに発売されている。流石、明治時代に道から見えるところで若い女性が堂々と行水していて、欧米から来ていた人が驚いた国である。性に関してある意味無防備なお国柄については、たまに考えておいても良いかもしれない。良い・悪いの二元論だけではなく。
 歌詞の内容も、あらゆるラヴ・ソング(バラードじゃなく)が揃っており、WHITESNAKEのアルバム以外のなにものでもない。

 いまさら繰り返すまでもないが、名盤である。

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