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Ready an' Willing / WHITESNAKE
帰ってきたクーカイ ★★★ (2014-10-28 22:58:31)
 本アルバムは、このバンドにおける'70年代的手法の総決算だと思う。
 本当に、しみじみと聴ける。こういうの大好きだ。ウェットなブリティッシュ・ハード・ロック。

 名曲が多い。「Fool for Your Loving」、「Ready an' Willing」、「Blindman」、「Ain't Gonna Cry No More」、「She's a Woman」。
 中でも「She's a Woman」が好きだ。ジョン・ロードの頑張りようはまるでパープル。そのような意味では、Whitesnakeって、Deep PurpleとFREEを足して2で割ったようなバンドだな、などと思ったりもするのだが、それは多分誤りなのだ。「Fool for Your Loving」を聴いていると、やはりこの音楽世界はデヴィッド・カヴァーデイルによるオリジナルの世界観なのだと思う。
 テンションの高さは次作の方が上のような気がするが、楽曲が粒揃い(のみならず名曲も含む)ということで、やはり本作が前期Whitesnakeの代表作であろう。

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