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Day Into Night / QUO VADIS
netal ★★ (2014-12-08 18:41:02)
デスメタルの名産地、カナダはケベックのメロデス/テクデス。2nd。
メロデス時代のCarcassからおどろおどろしさを抜き、よりシャープにした印象のアルバム。
リフやリードはメロディックではあるが、メロデスらしい哀愁や泣きの込められたものは少なく、
それよりはどちらかというとスラッシュや正統派メタル的な勇壮で高揚感を煽る感じである。
また、どの楽器陣も中々の力量だが、特にドラムが素晴らしい。
細かな金物使い、緻密に刻まれるリフにユニゾンしたバスドラ連打など、曲の高揚感の底上げに多大な貢献をしている。
ケベック産デスメタルと言えば、CryptopsyやGorguts等変態・バカテクなバンドも多いが、このアルバムではテクニックが純粋に疾走感やシャープさに向いている印象である。
とまあ、こういった意味で、メロデス然とした泣きを求めるには不向きな作品ではあるが、緻密に刻まれるリフが心地良く、スラッシュに近い快感を味わえる作品だと思う。
気に入り度…81/100
おすすめ…Element Of The Ensemble, Part III: Absolution
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