この曲を聴け!
QUEEN
Shirabetty ★★★ (2015-01-29 17:55:07)
アシュリーさんが面白い比較をしてくれました。
BeatlesとQueenですね。
QueenもBeatlesの影響を強く受けていると思います。マネはしていませんが。
作曲とアレンジ、アルバム作りって、例えると素顔とお化粧、お化粧道具みたいなものだと思います。男性にはピンと来ないかも知れませんが。
素顔が美しい人は化粧しなくても美しいんです。
それで素顔に口紅をスウッと引くだけで、ドキッとする位美しい。更にプロがグラビア様に良い化粧品とテクニックで上手にメイクすればもう。。。溜め息が
でます。
しかし素顔がおブスさんは、化粧をしても限界があります。プロのメイクである程度は美しくなるけど、美人さんの素顔にさえ太刀打ちできません。
この、素顔、に当たる部分が作曲の才能、つまりメロディーやコード進行などであり、ヴォーカリストの声質であり、Queenの場合はギタリストの音も含まれ
る思います。
BeatlesもQueenも、この、素顔の部分が凄いんですね。
Beatlesの時代には大した音響技術もありませんし、アレンジも決して上手いとは思いません。
でもBeatlesの素の曲の良さは、そんな事に関係なく聴く人を魅了します。
ヘイジュード は今でも私の、この世にある全てのメロディーの頂点に位置しています。
魂を揺さぶられるんですね。
BeatlesとQueenはこういう点では共通点があるけれど、その他の部分はだいぶ違います。QueenにはコーラスやBrianのギターがある点ではBeatlesのそれとは比べ物にならない位高次元ですが、素の部分、メロディーラインや、Beatlesにしか醸し出せないあの独特な ハート感、みたいなものは誰にもマネできないと思いま
す。誰にでも受け入れられるあの雰囲気が一体どこから来るものなのかは未だに不思議です。
Queenの方がアクが強いのでQueenは趣味に合わないという人も沢山いますが、Beatlesを拒絶する人はあまりいないのではないでしょうか。
それが良い事かどうかは別ですが。
Beatlesもメンバーの個性は相当強く、Queenと共通点が沢山あると思います。
こじつけで当てはめると ポールが Freddie, レノンがBrian, リンゴが Johnで、ジョージが Rogerという位置つけでしょうか。
担当楽器は違いますが、リンゴのほのぼの系の曲は Johnの雰囲気にもありますし、レノンの思想はBrianとの類似点があるし、クラシックを知ってるポールの音楽センスはFreddieにも見いだせるし、ジョージの渋さはRogerに通じるものを感じます。
何れにしても、素顔で勝負できる点でどちらも偉大なバンドと言えるでしょう。
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