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BURRN!について
ヤングラジオ (2015-02-07 20:59:15)
今月号の特集「細分化の時代におけるBURRN!の在り方」は、なかなか興味深かった。
僕の意見は、大野さんに一番近いと言えば近いけど、確かに発行部数がピークに達する97年ぐらいまでは上手くファンのニーズに答えていたと思うし、僕の満足度も高かった気がする。

だけど、98年ごろから03年ぐらいまでが実は重要であって、大物バンドや既存のバンドの作品の質の低下に始まり、シーンそのものの停滞感が重なり、僕なんかはビッグ・イン・アメリカのバンドを数多く聞くようになっていった。
例えば、僕の大好きなDISTURBEDなんかは、1stを聞いた時点でこれを堂々HR/HMだと言い切れる人は少なくて、異端児扱いを受けていた気がする。
例えそのバンドの人気が日本であまりなかろうが、僕なんかは既存のバンドよりも作品の質は高いと思ったし、音楽性だけがど真ん中のHR/HMバンドよりも魅力的に感じていた。
この時期に、もっとバンドの捉え方や見せ方、アピールの仕方が上手くいっていれば、もっと違ったシーンになっていたかも知れない。
細分化......というけど、聞くべきバンドの数は意外に少ないんだから、もっと未来を見据えた攻撃的な雑誌にしてもらいたい。
いくらクラシック・ロックが人気があろうとね......。

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