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The Tyrant Sessions(EP) / RIOT / RIOT
失恋船長 ★★★ (2015-02-27 12:53:09)
2005年に突如リリースされたシングルレコード。タイラントセッションと銘打っているように、シンガーが契約問題でこじれたあと1986年に加入した事もあるが音源は残した事がない、Jag Panzer、Titan Force、Satan's Host、ポーランドのCrystal Viperにもゲスト参加した事があるUSアンダーシーンにその名を残す実力派シンガー、ハリー“The Tyrant”コンクリンが歌っております。収録曲からも察しがつくようにナイトブレイカー時代のリハーサル的な音源。ラフなミックスですが、演奏も違うので聴き比べるのも面白いでしょう。一番の聴きどころは、パワフルなハリーさんが、どのようなパフォーマンスを記録しているのかに興味も尽きます、これが非常に魅力的で、力強さは勿論、レンジの広さに巧みな表現力と何故に正式メンバーはマイク・ディメオだったんだと思わせる仕上がり、パーマネントな活動は難しく、レコーディングのお手伝いは出来ますよ、的な感覚だったのかも知れませんが、彼が収まればトニー・ムーア時代の楽曲も難なく歌いこなすだろうし、味気ない無機質さに新たなる息吹を与え、よりよいものにあるのは明白で本当に残念でした。疾走ナンバーや張り上げる曲を歌っていればよりダイレクトな評価に繋がりのでしょうが?この2曲だけでも十分に判断出来るかと思います。歌メロや節回しも含めガイドボーカルだったのかなぁ?そんな事に思いを馳せますね。ハリーさん、休職中のチャーリー・シーンみたいなルックスがいけなかったかぁ??
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